KLabVenturesBlog起業家と共に夢をつかむ!

KLab Ventures Blog 起業家と共に夢をつかむ!

起業家は投資家にもっと質問した方がいいと思う

KLab Ventures代表ブログ『鴻鵠之志』より転載)

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 今回は普段起業家とお会いする際に感じていることを書いてみたいと思います。

よく言われていることですが、シード、アーリーステージのベンチャーが投資家を受け入れる目的は、単に資本を調達する以外にビジネスを一緒に発展できるパートナーを見つける目的も重要なので、その投資家がパートナーとして適切なのかを見極めることはとても大事です。

一度自分の株主になってしまうと、ステークホルダーになってしまうので意見調整にコストがかかる人であれば、それだけで会社にとってコストです。

そこでもし自分が起業家だったら投資家、VCに対してこんな質問をしてパートナーになりうる存在なのかを見極めるな〜と思ったので共有します!

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①もしあなたがこの会社の社長だったらどうします?

「サービスの方向性」「メインユーザー(クライアント)の選定」「競合戦略」「マーケティング戦略」「経営戦略」「資本政策」などについて、もしあなたがこの会社の社長だったらどうするか、という目線で投資家にしっかりと質問してください。

そこで納得できる答えが帰って来なければ、その人はパートナーとして不適格だし、その後苦労することになります。

ただし、知識で勝負しようと思っていはダメです。ビジネスにおいては考え方のプロセスが大事なので、知識量で見極めるのではなく、どういう考え方で上記のような戦略を組み立てる思考の持ち主なのかを確認してみるのがよいです。

②分かりやすい支援内容は?

投資後にパートナーとなるベンチャーキャピタルは、必要に応じて支援をしてくれる存在です。そんな中で具体的に即効性のある支援内容として、どんなメニューを持っているのかをきちんと確認した方がいいでしょう。

その中でも「人の紹介」は重要な項目です。なんだかんだでベンチャーキャピタルのネットワーキング力は頼りになります。

でも人によって得意とする人脈は違うので、この会社をバリューアップさせる上でどんなビジネスパートーナーを紹介してくれるのか聞いてみるのがよいと思います。



上記の①で、経営におけるディスカッションパートナーとしての見極めをし、②で具体的なメリットを確認するとよいと思います。過去のトラックレコードで判断するよりも、こうした質問を通じて自分の頭で判断するのがよいと思います。

※流行りの3点にまとめる流れにしたかったんですがこの2つが先ずは重要な気がするので強引に3点にするのは辞めました^^;

これを読んだ皆さんは当たり前のことじゃん?と思うかもしれませんが、意外なことに実際に起業家との投資検討の打ち合わせにおいて、このような質問をされるケースはあまり多くありません。でも対等なビジネス・パートナーとしてどんどん質問してお互い見極めることはとても大事です。

まとめ

投資家、ベンチャーキャピタルに出資の話をしにいくときには、遠慮無くどんどん質問しましょう!

自戒もこめて^^;;

BeatroboのiPhoneアプリユーザーヒアリング会を開催♪

5月14日にリリースされたBearoboのiPhoneアプリ
リリース後から、WBSで大きく取り上げられるなど、注目も高まっています!

そんなBeatroboの、iPhoneアプリのユーザーヒアリング会を行いました♪
KLabのエンジニア、新規事業部、マーケティング部などなど、様々な社員が参加しました(´∀`*)

皆さんには、あえて事前ダウンロードはお願いしていなかったので、まずはダウンロード。
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ユーザーの動きを見たいとのことで、Beatroboの皆さんは後ろに立って画面を覗きこんでいます| |д・)チラッ
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会話をしながらサービスを触るという進行だったので、「ここちょっと分かりづらいかも」「このボタンはこっちに配置した方が良い気がする」「ロボットの検索って出来るんですか?」など、リアルな意見交換から出来ていました。ユーザーのヒアリングをする際は和やかな雰囲気が大事ですね!
 
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その後も、1時間程度、議論しながらKLab社員のユーザー視点での意見をもらいました。会議室は色んな音楽が流れ、いつもとは少し違う賑やかな打ち合わせでした・・・♪
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「再生速度がもっと早いと嬉しい」、「ロボットの種類をもっと増やしてほしい」といった意見や、「チュートリアルが見やすくて良かった」、「出来ることが多いが、それに気付かないので勿体ない。ボタンの配置を変える、1文でも説明を小さく記載した方が良い」などなど、たくさんの意見が出ました。
 
意識しなければいけないと思いながらも、サービスを作っているとユーザー目線が抜けてしまいがちなので、実際に利用するユーザーからの意見はとても参考になる、とBeatroboの皆さんもおっしゃっていました。
 
KLab Venturesとしては、サービス開発におけるユーザーテストやヒアリングは非常に重要だと考えていますので、投資先企業の支援の一貫でKLabの社員と一緒にサービス開発や向上などのディスカッションを定期的にやっています!
社員の皆さん、ありがとうございました (* ˘ з˘) 

皆さんも可愛いロボットで、お気に入りプレイリストを作成してみてくださいね♪

シード期の組織構築 〜サービス開発と法人営業の両立〜

KLab Ventures代表ブログ『鴻鵠之志』より転載)

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 こんにちは、最近はゆっくり家に戻れなくてポストに不在票が溜まりすぎて、その乗数効果でストレスも溜まってます(怒
重要書類は会社やコンビニに転送設定できないし、なんとかならないですかね?と思う今日このごろです。

はい、今回は投資先へのアドバイスの中でよく出てくる話題を記事化してみよう〜!のコーナーです。

今日のテーマは「サービス開発と法人営業の両立」についてです。

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このテーマを考える上で、ケーススタディーとしてコンシューマー向けwebサービスの展開をしながら、横展開のビジネスモデルでB向けの商品開発を目指しているシード期のベンチャーを例にして考察したいと思います。

このベンチャーとしては、成功のボラティリティーが大きいwebサービスよりは、ビジネスモデルとして確度の高い2Bのソリューションを同時に展開する戦略を考えています。そこで「webサービス開発チームと法人営業チームの組織を同時に構築する」経営課題が起こります。

ただし、Web系スタートアップが法人営業チームを持つことは慎重になったほうがいいです。

理由は以下の3つ。

・採用コストが高い
・スキルセット、文化が異なる
・サービス開発の方向性が対立しやすい

一つづつ見てみましょう。

  • コストが!

法人営業を任せれる人材は、一般的に社会人経験がそれなりにあって年齢も若くないため、やはり給与コストは上がります。資金の問題で若い未経験者を採用すると、会社のレプテーションの問題になったり無用なトラブルが発生して逆に手間が発生するなどがあるので、法人営業については経験者を採用する方が無難です。資金力のないシード期のベンチャーにとって、こういった法人営業担当をリクルーティングすることは資金的にリスクになります。ましてや複数人の法人営業組織を作るとなると、かなりのコストが必要になります。

  • スキルセット・文化が違う!

私はこれまで何度も見てきましたが、WEBサービス系の人間と法人営業の人間はそもそもキャラクターが違います。それを具体的に表現しろ!と言われるとかなりしんどいんですが、志向性やスキルセットや雰囲気など、どうしても違う種類の人種なんです。法人営業組織を作るにあたっては、小さい会社の中にキャラクターの違うふたつのコミュニティをうまく融合するという、難易度の高い組織運営を行う手間が発生します。これは想像以上にデリケートな作業です。

  • サービスの方向性が!

営業というのは当たり前ですがクライアント第一で仕事をします。仕事におけるあらゆるプライオリティーがお客様第一になりがちです。そのため当然サービスの方向性についてもお客様優先で考えようとします。一方、web系チームはお客様ももちろん大事ですが、あくまで自分達が目指すサービスの方向性を持っています。一部のお客様から特定の機能の要望があろうが、それが自分たちの目指すサービスの方向性と違えば優先順位は下がります。(※これはサービス開発における「ユーザーニーズをどこまで汎用的なニーズとして捉えるか?」という難しいテーマなので詳細は後日に譲ります^^)

そのため、お客様第一の営業チームとサービスの機能開発における優先順位で対立することもよくあることです。その場合、この意見調整をどう進めていくかは社長として悩ましい問題となります。


ビジネスでの物事の進め方の中で鶏卵の議論になることはよくあることなので、法人営業チームを持つというテーマについても”先にしっかりサービスを作るべき”か”同時並行で営業して売上上げればいいじゃん!”というどっちも正しいような議論になります。ただ、上記の理由からシード期のweb系ベンチャーが法人営業部隊を持つことは慎重になったほうがいいと考えています。

すべての会社にこの議論を適用するのは強引な感もありますが、シード期のベンチャーにとって、選択と集中のジャッジメントは会社の存亡をかけるほど重要なので私の意見が参考になれば幸いです。

今回はシード期のweb系ベンチャーが法人営業を持つことにおけるデメリットについて検証しましたが、次回は「それでもあえて持つべき!」という場合についても考察してみたいと思います。

今回はこんな感じで^^




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