2013年07月

リアルグローブに出資しました!

KLab Ventures代表ブログ『鴻鵠之志』より転載)

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昨日リリース出ましたが7月29日付けでリアルグローブ社への投資実行を行い、私も社外取締役として経営参画することになりました。
ニュースはこちら

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最初はとある方から大畑社長を紹介されました。

事業内容はさておき(?)「東大の研究室を卒業した友人が就職するのは結果的にGoogleなど外資系企業ばかり。日本にも優秀な頭脳の受け皿となるITベンチャーを作りたい!」という大畑社長のビジョンにとても共感しました。
大畑社長を始めとしたリアルグローブのメンバーは、そのビジョンを語るにふさわしい天才エンジニア集団です。

ただ、彼らが作ろうと計画していたCDaaS(Continuous Delivery as a Service)のサービス概要は、非エンジニアには理解に難しいサービスで、この会社への投資するVCも現れない中、会社の資金繰りは厳しい状況でした。

この状況の中、この会社がこのまま資金の問題で頓挫してしまうのはあまりにももったいない、日本にもこういう技術オリエンテッドなベンチャーが増えるべきという思いから、投資検討を本格的に始め、CDaaSプラットフォームの将来的な魅力について何度もディスカッションを行い、最終的に投資決定致しました。

私自身昔Rubyを勉強していた時に、herokuなどを触ったことがあったので、PaaSの領域について多少分かっていたのですが、リアルグローブが作ろうとする新しい開発プラットフォームは従来のPaaSにCD(Continuous Delivery:継続的デリバリー)の概念を付加したもので、開発における運用テストから Production環境へのデリバリーまでを自動化して、高頻度で繰り返し、アプリケーションの品質向上とデグレの早期発見、納期の短縮を実現するというもので、「アジャイル開発」「オフショア」「急激なスケール」「Web開発の一般化」といったテーマに対して、一つの解を提示するものであり、今後のWeb開発における非常に有意義なサービスとなる可能性を秘めています。

今後はサービス開発を進めながら私はビジネスモデルを創り上げていく予定です。

サービスは年内にはリリース予定です。
その際にはまた告知させて頂くのでみなさまぜひ注目ください!

真田の早稲田講演

KLab Ventures代表ブログ『鴻鵠之志』より転載)

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ちょっと古いですがKLabの真田が6月4日の早稲田大学のオープン科目である大川ドリーム基金寄付講演に登壇しました。

その時の講演内容が、普段真田と接することの多い私でも学びが多かったので、講演での主な話題をサマってみようと思います。

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下記にある項目は、学生からの質問に対して真田が答えたものをまとめてみたものです。

●売上の引力は会社を変える

売上が大きくなれば会社の体質自体が大きく変わらなければならない。
人員拡大、オフィス拡張、ステークホルダーの増加、設備投資 etc 挙げればキリがないが様々な変化が起こる。
これを”売上の引力”と言っているが、計画性なくその引力に引っ張られてしまうと固定費の増大など経営的課題を引き起こすので、そのマネイジメントは極めて重要。

●垂直統合と水平統合の覇権争い

ネットビジネスの覇権争いの歴史は、垂直統合の覇者と水平統合の覇者の争いとも言える。
典型的な例は、OSの世界で水平統合型の覇者だったMicrosoftに対抗できたのは、Jobsが復帰した後に徹底的な垂直統合モデルで製品展開したAppleだった。そしてスマートフォンOSの世界でそのAppleを席巻しているのが水平統合の覇者であるGoogleである。
このトレンドを理解することは、次のビジネストレンドを予想するのに必須。

●モバイルトレンドの3年周期

モバイルインターネットの世界では、ほぼ3年周期程度で大きなトレンドが起こっている。
ビジネスをする上では、大きな波にうまく乗るというのが非常に重要なので、この周期のトレンドを読む力が重要。

●未来を予測する唯一の方法は過去を学ぶこと

天才的な発想で未来を予見したり、ヒットを飛ばしたりすることはほぼない。
歴史は繰り返すので、過去の事例を研究しその成功や失敗の原因分析をすることが未来を予測する唯一の方法。

●サービスのピークアウトと投資戦略のバランス

どんなサービスも市場も、ピークがあれば徐々にシュリンクしていく。そのピークアウトの時期を見極めることが経営する上では極めて重要であり、ピークになるまでの積極投資とピークアウトした後の投資抑制のバランスを誤ると、会社を危機に至らしめる。

●サービス依存のリスクとピークホッピング戦略

どんなサービスも市場もピークアウトするのであれば、それに固執しないで次のピークがきそうなサービス展開や市場への参入などピークホッピングする必要。

●未来を予測することと経験の関連性

その経営者がどういう経験をしたかは、未来を予測する上で楽観的に予測するか悲観的に予測するかの一つのファクターとなる。
過去に痛い失敗を経験している経営者ほど、そのバランスがとれていることが多い。

●IT技術の投資とは差別化より標準化戦略の模索

製造業の世界における投資と、商品差別化とIT技術における投資・差別化は若干ニュアンスが違う。
製造業では、他社が真似できない商品の開発というのが重要になってくるが、IT技術への投資では、どれだけ標準化される商品や技術の展開ができるかが重要となる。

●ディープニッチ

新規サービスを考える上では、徹底的にユーザーのディープなニーズを掘り下げられるかが鍵。

●起業にビジネスプランが必要というのは錯覚

よく若い起業家が自分のオリジナルのビジネスプランを一生懸命考えているが、それは必ずしも必要なわけではない。
誰もがやっていないビジネスを展開できるというのは極めて難しい話なので、既存のビジネスを徹底的に研究して、それに独自エッセンスを加える程度でもビジネスはスタートできる。それ以上に日々のオペレーションや経営努力の方が重要である。

●寡占化戦略、ロケットスタートをする起業にはビジネスプランとVCが必要

基本的には、起業においてビジネスプランは必要ないが、その新市場を一気に寡占化する戦略や、スタートアップがロケットスタートするためには、ビジネスプランとそれに賛同するVCの存在が必要となる。

●アイデアの父は知識と経験

何もないところから天才的なアイデアが生まれることなんてまずない。豊富な知識と経験からアイデアは生まれるもの。

●学生ベンチャーは損切りし就職するという発想もあり

基本的に学生が起業するのは日本のためにも、その人の経験のためにもいいことである。
しかし、学生ベンチャーで成功するのは一握りなので、それに固執せずに一旦就職して経験を積んで再チャレンジする選択肢も持つべし。

●ビジネスにおける情報収集のあり方

ネットや雑誌で収集できる情報は表面的なもの。
深堀りした、一級品の情報に触れるには人を通じた情報収集が必須。

●過去の経験で学生時代の能力や知識と成功するかどうかは比例しない

過去に色々な学生起業家に会ってきたが、その時点での能力や知識が優れているのに失敗する人も、微妙だったのに成功した人もいた。
ただ、成功する上であえて重要なポイントを挙げるとすれば素直、向上心、根拠のない自信

以上となります!

上記は90分間の講義の中で特に示唆に富むエッセンスを抽出したものです。いかがでしたでしょうか?みなさんのビジネスの参考になる話が一つでもあれば幸いです^^

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学生との会話で感じたこと

KLab Ventures代表ブログ『鴻鵠之志』より転載)

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ブログ3週間くらい空けてしまいました・・・やっぱり続けるのは大変ですね^^;

でも交流会などで「ブログ見ています!」と言われることが最近増えて嬉しいです。思ったよりも見られるのだな〜と実感し、頑張ろうと思った次第です。

この1〜2ヶ月ほどリクルーティングイベントやビジネスコンテスト、起業相談なので学生の方と関わることが多かったのですが、そこで感じたことについて考えてみたいと思います。

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「私は人が好きで人に貢献する仕事を…」「教育が問題だと思っていて…」「地域の活性化をしたいと思っていて…」「人々が能力を発揮できてないことが問題だと思っていて…」etc.
学生と話しているとよく飛び出してくる発言です。

こういう話をされると私は「またか…」と思って「人に貢献しない仕事なんかあるんすか!?」と意地悪に切り替えしたりしてしまいます。
ビジネスの最前線でやっている身からすると、こうした学生との間になんとも言えないギャップを感じるのですが、それは上記のような、抽象的で具体性がなく、内面的なのだけど関心のテーマは壮大!みたいな発言が多いことです。こういったことは、正直学生から何度も同じようなことを聞いているので没個性に見えてしまいます。

私は新卒・中途問わずかなりの回数の面接を日々しますが、履歴書を見ることもないし、自己分析的なことを聞くことも一切しません。

ただひたすら地頭がいいかだけを判断するための質問をし続けます。

私がよくする質問は、

  • 「ネットワーク効果の高いSNSにおいて、後発のFacebookがデファクトになった理由は何故だと思う?」
  • 「あなたがLINEの競合サービスの責任者だとして、LINEに勝つ戦略について考えてみましょう」
  • 「この1年で社会的にインパクトがあると思うニュースを3つピックアップして、それを取り上げた理由も教えて下さい」

こんな感じです。

このようなテーマで「抽象-具体」「演繹-帰納」レイヤーに切り分けてディスカッションし、地頭をみていきます。 

我々のようなベンチャーでは、新卒とはいえすぐに活躍できるポテンシャルを持つ人材が1人でも欲しいです。そのためには、そういう人材なのかどうかを厳しく単刀直入に聞いていくこのようなスタイルの面接になるのが現実です。
ベンチャーで活躍することを意識して就職活動している学生が上記のような”ギャップ”を与えてしまうのはもったいないと思い、アドバイスできることがあればと思いました。

なぜこのギャップが生まれるのか?これについて考察すると以下の3点ではないでしょうか。 

・そもそも情報格差があり過ぎる
 →学生が見えている世界はビジネス・会社という観点では当然のことながら狭いです。この情報格差は仕方がないですが、謙虚に客観的に自らの視野狭窄を理解している人は少ないです。ほとんどの学生はその見えている狭い世界で就活というステージにおいて、自分の人生を決める大選択をする必要に迫られているし、場合によっては自分の視野で十分世界を知っていると思い込んでいます。

・就業経験がない
 →アカデミックなキャンパスの中で長年過ごしてしまうと、会社やビジネスの現場で何が求められているのかを理解するのは難しいです。それを解決するには若いうちに企業で就業経験をすることが一番です。この経験がある学生はギャップを感じることが少ない傾向にあります。
この就業経験がないことが一つ目の情報格差にも繋がります。

・自己分析が就活の主軸になっている
 →他社でどのような採用基準をもっているかは分かりかねる部分もあるので断言もできませんし、あくまで個人的な見解ですが、就職活動において自己分析はもちろん重要ではあるのですが、あくまでone of themです。私のようにまったく聞かない人もいます。
ベンチャーへの就職という点においては自己分析以上に学生時代にビジネス的な基礎体力を養うことのほうが自己分析よりもはるかに大事なように思います。

ざっくりと上記のようなことがギャップを生む理由になっていると思われます。
もしそれを埋めたいと考えるのなら、とにかく若いうちから社会経験を積むべきだと思います。
ビジネスにおける経験や修羅場(?)の数はビジネスーパーソンの宝です。若いうちから経験できればできるほどよいです。
 

まとめ

やや偉そうに書いてしまいましたが、私も学生の時は必死に自己分析などやって、その場限りの美辞麗句を並べていたような気がします^^;;
ただ、私の場合はバリバリ現場で就業するインターンをいくつか(4社程度)こなしたことによって他の学生よりはアジャストされていたという自負もありました。
現在ではキャリアバイトなどのような就業型のインターンを探す媒体はいくらでもあります。

ぜひいろんな会社を経験して自分の視野を広げる活動をしてください!

《エンジニア限定》7/11(木)ギーク・スーツカンファレンスレポート★

7/11(木)に、「ギーク・スーツカンファレンス~技術とビジネスを両立するキャリア論~」と題し、エンジニアの方を対象としたイベントを行いました!
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日々の投資活動の中で、ビジネススキルは高いが技術力を強化した方が良い企業だと(その逆もあります)感じることがあります。
両方のスキルを備え合わせている人材は貴重な存在ではありますが、そういった方々と一緒に日本のスタートアップを盛り上げていきたいという想いで、今回のイベントを開催させていただきました。

それでは、さっそくレポートです♪
第一部は、『スタートアップAWS活用術』です。
アマゾンデータサービスジャパン株式会社ソリューションアーキテクトの安川様にご講演いただきました。

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多くのスタートアップがクラウドとしてAWSを利用していますが、なぜ支持されているのか、具体的な事例を含めてご説明いただきました。今回は参加者がエンジニアということもあり、専門的かつ深い部分もご説明いただき、参加者の方々の満足度もとても高かったです!

続いて、第2部は『登壇企業紹介&トークセッション』です。

★登壇企業様★
 LiveStyles株式会社 (提供サービス:tixee)CEO:松田氏
 株式会社サマリー (提供サービス:Sumally)CTO:北村氏
 株式会社TIMERS (提供サービス:Pairy)CTO:椎名氏
 株式会社Intimate Merger(企業URL:こちら)代表取締役社長:簗島氏
★モデレータ★
 KLab株式会社 取締役:天羽氏

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「CTO/CEOになった経緯」、「CTOってなんですか?」、「技術的な成長と事業的な成長はシンクロしているか」、「技術的な成長と事業的な成長にギャップがあるとしたらどういうところか」といったテーマを中心にトークセッションを行いました。

最も熱く語られていたテーマが「技術的な成長と事業的な成長の関係」について。
もちろん同時に成長していくことが望ましいとは思いますが、実際はそううまくはいきません。

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実際に、現場でそういったジレンマを抱えた経験のある皆様からはこんな意見が挙がりました。
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・必ずしも技術的な成長=事業的な成長に繋がるわけではない
・事業が成長した結果、技術の成長にも繋がることが多いのではないか
・2つの成長のタイミングは異なることもあるが、チームが目指していくベクトルが同じ方向に向いていることが重要である
・技術的な成長ばかり進んでも、お客様が使いたいと思えるサービスでなければ意味がない(事業の成長はない)
・事業担当と技術担当の考え方が一致していることが重要
 ⇒そのためには常にビジョンを共有し続けることが大切!
 ⇒事業面と技術面の役割分担をきっちり分けることでうまくいく場合も!
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質疑応答では、「自分より優秀な人材が入社した場合は(ポジションなどは)どうするか」など、興味深い質問もあり、盛り上がりました!

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参加者の皆様からは、「普段聞けない現場エンジニアの話が聞くことが出来て良かった」「スタートアップへの興味が湧いた」などのご意見をいただきました。
7/30(火)にも、UXをテーマとしたエンジニア&デザイナー向けイベントを開催予定です♪詳細が決まり次第、facebook公式ページで情報発信を行っておりますので、いいね!お願いします^^

ご登壇いただきました企業様、参加者の皆様、ありがとうございました★ 

モノ作りビジネスのパラダイムシフトVol.2

KLabVentures大野です。
前回は、モノ作りビジネスについて書かせて頂きました。
今回はVol.2を書かせてもらいます。

・iMaterialise http://i.materialise.com/

など、各国で様々な"メイカーズ・スタートアップ"が出てきている中、”メイカーズ”の中心にいるプレイヤーには面白い出来事がここ最近凄く増えてきました。
今年の4月、今や勢いが止まらないShapewaysがシリーズCの投資ラウンドで調達に成功した事はこのムーブメントにより火を付けたと事は自明です。
 
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*Shapeways、弾性素材を開発
*Makerbot、ストラタシス社に約400億円で買収
*そして日本では、スタートアップと大手の参入が!
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makerbot-replicator 

プラットフォームを事業主体にしつつ、素材や原料の開発に領域を広げて行ったり、大手3Dプリンターメーカーがエンド向けの3Dプリンターメーカーを買収したりと、競争が激化しているのは自明ですし、メイカーズ、所謂”モノ作り”系スタートアップや投資家向けのイベントも増え、いよいよ場が盛り上がっている気がします。

今回は、私自身一度"メイカーズ・スタートアップ"を志した身であり、実際に事業立ち上げを経験した上で、これまでに経験してきた製造、EC、マーケティング、CGMなどのノウハウや視点を踏まえた上で、今度は逆の立場、つまり"メイカーズ・スタートアップ"に対しての投資の観点を複合的に捉まえた上で、書かせて頂きます。

①MD戦略の大切さ(モノ)

今世の中に出ているメイカーズスタートアップのほとんどが、その名の通り、WEB上ないしはデータ入稿により、3Dプリンターで出力し、その「データ」ないしは「アウトプット」を販売するプラットフォームの形式でコマース展開している所が多く見受けられます。その点から見ると、通常のe-commerceに近い感じがします。
しかし、「アウトプット」を比較してみた場合、既製品・レディメイドと比べ、現在のプリンタの精度や素材等を含めてみると、実用性、装飾性など色々な観点で劣ってしまう場合があります。

そういった意味でも、その企業が打ち出している「路線」や「MD」、
「クオリティ」、「クリエイティビティ」などの観点はとても重要な判断材料になると思います。

②≠WEBサービス?(カネ)

やってみて思う事は、とにかくランディングするまでに時間が掛かります。その点では、まず最初に「カネ」、原価の話が出てきます。データの売買のみであればまだましで、「モノ」を販売するという事は「原材料」がかかります。そしてとにかくこの原料が高いです。日本は特に高かった気がします。
その上、各種プリンターによって拡張子が違う、補正が必要、形によっては別素材が必要、などパーソナルに特化する上で新たな障壁が立ちはだかってきます。

その為、うまい配置、体制作り、BisDev、、等をする事が、一種、成功のカギと言えます。なので、大手の資本で全てが勝てる、という事でもなさそうです。

③モノ作り目線でのコト作り(コト)

次に「コト」。
UI/UXの観点でもちろんですが、キャズムを超えて、色々な人が文字通りこういったサービスを使うに至るまでに、ユーザビリティ面での整備や変換ツールの拡充、ファブコモンズなど、多面的な角度から計画して行きつつも、「マーケティング」や「プロモーション」に長けている事は一種有利かとも思います。
 
現段階では比較的新しい領域で、かつ「なんでも作れる」や「革新的な商品」というのは往々にして、「ちゃんと伝える(コミュニケーション)」事の必要性と表裏一体だと、経験からも特にこの領域は意外に必要な事だと思います。

④市場とユーザー(ヒト)

最後に「ヒト」の話をすると、3D CADデザイナー、クリエイターを抱えている事でしょうか。
まだ、レーザーカッターやソーイング、プリンティングだけであれば2Dのみでも可能ですが、3Dプリンターを使用するに当たってはその技術的な障壁は現状、少し高い気がします。メイカーズに興味をもっている人は沢山いると思いますが、その中でその「データ」を作れる人は日本だけを見るとそう多くありません。
市場も、この領域のクリエイターとユーザーが今後増えて行く事で新しく出来上がると思います。
海外では、CADを小学生の段階から「感覚的」に使える様にと、教育の一環としても注目を浴びています。



今回、メイカーズスタートアップの文脈で「モノ」、「カネ」、「コト」、「ヒト」の軸で展開させて頂きました。
特にメイカーズに限った事ではなく、全ての事業においても必要な事も含まれていますが、特にメイカーズはこの要素が全て密に絡まっていて、そして「旧態依然」とした印象も受けます。
 
そういった意味では、このどこかに特化して強みがある企業が、イッテン突破で攻めて行く事も一つの戦略ですが、個人的にはこの全てに「相対的に平均点以上を取れる企業」が投資対象としては面白いかな、と思っています。
 
「カネ」の部分を見ると製造コストがかかる分CF上大きな影響が生まれますし、
「ヒト」に関しては新しい領域で市場を作り上げる為のヴィジョンと、体制作り、
「コト」に関しては煩雑なフローになりがちな為、ユーザビリティーの観点が必要で、
「モノ」に関しては、本当に作ってみたい、買ってみたいものを今の制約の中で作り上げる、ディレクションできる事がキモだと思います。

以上、メイカーズムーブメントに関しては、個人的に取分け興味があったので、2回に分けて書かせて頂きました。
次は、アジアのスタートアップなどのタイトルで書かせて頂きます。





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