2013年09月

10/10(木) Live Styles Inc.採用説明会開催~大規模スポーツイベント導入の先に見据えるものは?~

KLabVentures インターンの石塚です。

J1のFC東京最終戦、北海道日本ハムファーターズ戦や読売ジャイアンツ最終戦など大型のスポーツイベントでもスマートフォンによる"電子もぎり"を活用したチケットサービス『tixee』の導入が進んでいるのはご存知でしょうか?

 「tixee」を活用することで、ユーザーはチケットの購入から受け取り、そして会場への入場までもがスマートフォン1台で行うことができます。

本サービス(tixee)を手掛け、弊社でも支援させていただいる
Live Styles inc.は業務拡大にともない積極的に新メンバーの採用活動をおこなっており、
10月10月(木) 19:00~に営業職、エンジニア職を対象に採用説明会を開催します。

★詳細はこちら↓★
2020年東京オリンピックでtixeeをオフィシャルチケットにしよう!会議 ~Live Styels inc.採用説明会~

https://tixee.tv/event/detail/eventId/1913 

今回のエントリーはそれに先立ちまして、2020年東京オリンピック オフィシャルチケットへの導入を声高らかに掲げるLive Styles inc. 代表取締役社長 松田晋之介氏に
移転したてほやほやの渋谷の新オフィスにて行った今後の展望と採用についてインタビューを掲載します!!

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(Live Styels inc. 松田晋之介氏)

■大型スポーツイベントでtixeeが使われるワケ
‐‐ここ最近は読売ジャイアンツ戦、北海道日本ハムファイターズ戦などのスポーツ、特に球界でので導入が目立っていますが、導入されたのにはどのような理由があるのでしょうか?

松田:球界関係者からはきめ細やかなCRMができるということで好評をいただいています。プロ野球の場合、1年間に144試合開催され1年間の半分も試合をやっていることになります。東京ドームなど5万人入る大きな会場の場合、2日に1回のペースで5万人を導入しないといけません。そのために大事なのは既存のお客さんにどれだけまた来てもらえるかということ。今までような紙のチケットだと、どのようなお客さんが来ているのかがわからりませんでしたが、tixeeだとお客さんの情報をしっかりと管理することができます。
また、tixeeはソーシャルメディアとの相性がとても良く、野球に興味のなかった新規のお客さんに来てもらうことも可能にしています。
既存のお客さんは会員データ化でCRM活用、新規のお客さんはソーシャルメディアを使ったプロモーションでの獲得という最低でも2つのニーズを満たせる。コンビニやメールマガジンでの展開が主流だったチケッティングサービスのが流れが確実に変わってきているという実感があります。

‐‐私はtixeeとスポーツビジネスはとても相性が良いと考えます。プロ野球界をはじめとするスポーツビジネス新たな収益源を開拓できる可能性があるのではないでしょうか?

松田:それ以外にもチケットにはもっともっと可能性があると考えています!! 紙のチケットには入場認証の役割しかありませんでしたが、チケットがスマートフォンとエンゲージしたことによって、それがメディアになり、プロモーションツールになり、入場認証もできるし、CRMもできる。チケットの持つ可能性を最大限に引き出すのがtixeeです。

‐‐Fリーグ(フットサル)やJリーグでも導入されましたが、今後も他のスポーツへの展開も考えてますか?

松田:tixeeは簡単に誰でもチケットが発券できるので、マイナースポーツ含め全部のスポーツに導入いただければと考えています。


■知名度の壁と横展開
‐‐そうなると見えてくるのがオリンピックだと思います。オフィシャルチケットとしてtixeeが導入を目指されるにあたっての現在のボトルネックは?

松田:現状、他のチケット会社に比べて知名度が低いことが問題だと認識しています。ユーザーがそのサービスを使う使わないというのは知名度に関係している部分が大きい。スマートフォンのサービスなので知名度が高くなれば外国の人にだって使ってもらえるし、東京オリンピックではひとつのツールとしてぜひ使って頂きたいと思っています。

‐‐海外のユーザー獲得のために世界展開ははじめているのでしょうか?
 
松田:すでにシンガポールとタイにコンタクトをはじめています。日本はチケットコントロールのクオリティが世界で一番高いので、
日本で一番のチケットサービスになれば世界一のサービスということ。世界一のものを横展開していくのは簡単。tixeeの場合「世界展開」ではなく「横展開」という言い方が正しいと思います。 

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(目標は世界一の企画会社)

■"チケット"と情報のプラットフォームへ
‐‐プロダクトとしてのtixeeを今後どのようにしていきたいですか?

松田:情報とチケットがあわさったプラットフォームにしたいと考えている。イベントを行くときにだけチケットを買って使ってもらうというのが現状だが、それだと年に数回しかtixeeとの接点がない。僕達はイベントの主催者様ともつながっているので、主催者様が持っている情報や資産を活用した情報発信ができる場にもして、ユーザーとの接点をさらに増やしていきたいと考えています。


■"かっこいい人"と働きたい
‐‐採用についてのお話をお聞きします。以前松田さんは「かっこいい人」と一緒に働きたいとおっしゃっていましたが、
松田さんにとっての「かっこいい」とはなんでしょうか?

松田:徹底的に考えていることです。聞かれるか聞かれないかわからないが100個ぐらいのオプションを用意していて、言われた時にそのうちの1個をパっと出せ、残り99個を無駄にできる人はかっこいい。後は、基本的なことがしっかりできる人。時間に遅れない、約束を守る、感謝する。基本ができてクダけている人はかっこいい。シティハンターの冴羽獠みたいな人物が理想ですね!!!

‐‐かっこいい以外にどのような人と働きたいですか?
 
松田:僕はアメリカの大学に通っていたのですが、現地の大学で衝撃だったのは先生に赤ペンいれられることを皆喜んでいたこと。彼ら彼女らは成長の余地がまだあることに喜びを感じていた。トライ&エラーに屈しなくて、失敗をポジティブに考えることができる人と働きたいですね。

--Live Styles inc.を創業していままで一番の印象に残った瞬間はなんでしたか?
松田:Mr.Childrenのライブ会場でtixeeを使って入場している人をたくさん見た時。オセロの黒面を全部白にひっくり返した気分だった。
時代を動かした感覚、イノベーションを起こした実感をその現場で感じることができました。

‐‐最後に一言お願いします。
松田:本気でtixeeをオリンピックに導入したい人だけが採用説明会に来てください!!!

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(新オフィスには吹き抜けがある) 

■採用説明会は10月10日(木) 19:00~
オリンピックを本気で狙うLive Styles inc.の採用説明会を開催します!!
皆様のご参加をお待ちしております。

2020年東京オリンピックでtixeeをオフィシャルチケットにしよう!会議 ~Live Styels inc.採用説明会~
★お申込み→ https://tixee.tv/event/detail/eventId/1913 

日時:10月10日(木) 19:00~22:00(開場18:30)
場所:Live Styles inc.オフィス(渋谷)
定員:20人   営業職、エンジニア職 

タイムテーブル:
-18:30  開場
-19:00  開会
-19:05  説明会
-19:25  ワークショップ
-20:25  アイデア発表 
-20:50  懇親会&表彰式
-22:00  終了
 
 

読感メモ「海賊とよばれた男」

KLab Ventures代表ブログ『鴻鵠之志』より転載)

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 少し前に話題になっていた「海賊とよばれた男」を読了しました。
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本作品は出光興産の創始者である出光佐三の自伝的小説であり、戦前から戦後の激動の時代の中で一代にして巨大企業を作り上げた、半端ない生き方を綴ったものです。

2013年読書の中でベスト3に入るくらい良書でした。
読書で泣いたのは久しぶり!

満州での躍進、GHQとの対峙、日章丸事件、セブンシスターズとの暗闘、などなど見どころの多い本書の中でも現在に通ずるエピソードが満載でした。
※以下ネタバレ注意!

■就職エピソード
出光佐三は神戸高等商業(現:神戸大学)を卒業した、学歴的にはいわゆるエリート学生で、周りの友人は大手企業に就職するのが当たり前だった。
しかし、独立を考えていた出光佐三は学友から「お前は学校の面汚しだ!」と罵倒されながらも社員数名の個人商店に丁稚のような形で入社した。自ら会社を立ち上げるのに必要なビジネスのノウハウを数年で吸収したいと思ったからだ。そして、25歳で出光商会を立ち上げる。

現在でも就職活動をしている学生にとって「大企業VSベンチャー」のテーマというのは重要なものですが、明治の時代から続いている不変なテーマだったんですね^^;

■出資経緯
独立にあたっての出資経緯もすごいです。赤の他人から6千円(現在価値で約1億円)を「この金は貸すのではなく、もらってくれ」と言われ資金提供を受けたといもの!しかも、「返済不要、利子も不要、事業報告も不要」という条件で!
さらに、資金提供受けるにあたっての求められたことは、

  1. 従業員と家族と思い、仲良く仕事してほしい。
  2. 自分の主義主張を最後まで貫いてほしい。
  3. 私がカネを出したことを人に言うな。
という摩訶不思議な条件だった。
出光佐三を心底信頼しているからこそできることだった。

出光佐三とこの資金提供者である日田重太郎との縁は、日田重太郎の息子の家庭教師をしていたというのが始まりである。
一切妥協せずに怠け者の息子を叱責しながら教育する姿を見て、信頼できる青年だと思ったのがきっかけになったということ。その家庭教師がきっかけで事業資金の提供に至るんだから人生何があるかわからないです。

ただ、実際にベンチャー投資の世界にいると同じような話はよくある話です。
偶然の出会いからビジネスや投資に至るということは、古今東西変わらない話だなと思わされるエピソードでした。


 
先月には石川島播磨工業、東芝の社長を歴任した戦後を代表する経営者である土光さんの
清貧と貧困 土光敏夫の100の言葉」も読んだばかりでした。
DeNA難波さんやサイバーエージェント藤田さんなど、経営者本が最近人気となっていて私も読んでとても素晴らしいなと思っているのですが、昭和の経営者はまたひと味違った胆力があります。
戦争で日本が廃墟になった中で、なんとしてでも復興しなければならないという使命感を持ってビジネスを切り開いていった生き様は身の引き締まる思いです。

出光佐三が戦後2日後に社員を集めて、
「愚痴をやめよ。世界無比の三千年の歴史を見直せ。そして今から建設にかかれ。泣き言をやめ、日本の偉大なる国民性を信じ、再建の道を進もうではないか!」と語ったエピソードなどほんと感動しました。
現在の若手起業家やビジネスマンがここまで日本を背負ってするべし!なんてことはさすがに思っていませんが、人間が何か事を成すにはこういった胆力が必要なのではないかと改めて痛感しました。

まとめ

スピード早すぎていろんな情報がありふれるビジネスの世界においても、過去の偉大な経営者から温故知新ありまくり!

「学生」という武器を生かすインターンシップ術

KLabVentures インターンの石塚です。

インターンシップとして働く"学生"の方に向けたエントリーです。

インターンという制度自体は就業体験的な要素が強いですが、
その中でもきちんと成果を出したいと考えているのに
学校に通いながらの業務となるので時間的なコミットができなかったり、
スキルや情報量の不足を引け目に感じ消極的な態度で業務に望んでしまっていたりと、「学生」であるということがネガティブな要素になっていると感じていることはないでしょうか?

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私はこれまでIT/広告というドメインで5社において半年以上期間インターンシップとして従業し、制作会社での開発業務から、巨大メディアの運用、新規事業立ち上げまでの業務の経験してきました。

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1社目:教育系IT会社 :Web制作(1年半)
2社目:ソーシャルメディアマーケティング支援会社(半年)
3社目:デジタルマーケティング/Web制作会社 (1年)
4社目:広告・マーケティング会社 :新規事業開発(半年)
5社目:KLabVentures(現在)
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その中で感じたことは「学生」という立場は使い方次第では強い武器になるということです。
私のこれまでの従業経験を踏まえ、「学生」という強みを最大限に生かすインターンシップのメゾットをご紹介いたします。

なお本稿でのインターンシップは長期(半年程度)の従業型のものを想定しています。

■"未知の分野"でのインプット
これまで会社として蓄積したノウハウが通用しないが避けて通ることはできないこと、新技術の導入、新しいプラットフォームを活用したサービスの企画・開発の分野では「学生」であることを最大限に強く生かすことができます。
既存のノウハウや成功事例がない分、スタート地点は皆ほぼ同じ。
はじめはインプットを求められる傾向にありますが、「社会人」の方々は通常業務や家庭のこともありまとまったインプット時間をとることは容易ではありません。
一方、学生は時間的な余裕があることに加え、ほとんどのセミナーや勉強会に無料で参加することができますし、その分野で活躍する第一人者の方とお互いに面識を持つ関係になることも難しくありません。
その会社にとっての”未知の分野”においては情報の量・質・人脈ともに圧倒することが可能です。

例えば、私は3社目のインターン先にて昨年(2012)の10月にリリースされたWindows8用のアプリ制作のプロジェクトに携わっていたのですが、まったく新しいプラットフォームということで社内には誰も実用的な知識を持っている人がいませんでした。そこで私は、自分が持つ時間量を生かしてマイクロソフトが主催するWindow8開発者向けのセミナーに足繁く通い、試作品を実際に作っている人に会いノウハウを享受したりと、希少価値の高い「情報」を通じてそのプロジェクトへのコミットを果たしました。


アウトプットは大人数に向けて
インプットしたことはモックや企画、レポートの形なりでアウトプットを求められることになりますが、
自分の考えやアイデア、技術力のアピールを高い情報価値を持つアウトプットの中に織り交ぜる形でなるべく社内の大人数に向けて発信しましょう。それが自分自身の「ブランディング」につながります。
自分が得意なもの苦手なものを周囲にきっちりと表明することで希望する業務がまわってくるチャンスが増し、フィードバックをもらえる機会も増え、業務へのモチベーションもあがる好循環を築くことができます。


■競合・顧客と接点を持つ
これに関しては情報保持や雇用契約を尊守するということが前提の上で、
就職活動系のイベントや学生でした参加できないような場を活用して、自社の競合や顧客にあたる会社の現場レベルの人と積極的に接点を持ちましょう。
(その際は念のため上長に一言伝えることを忘れずに。)
同業他社の動向を正確に知る機会となりますし、toB系(受託開発のような)の業務においてはクライアントと顔見知りという関係と相応の"信頼"を築くことができれば担当できる業務の領域が各段に増えてきます。
(営業系の業務はこの手法は控えた方が無難です)

私の場合、過去に「applim」というマーケティングプランコンテストを主催する学生団体に所属していたのですが、
そこでは、コンテスト開催するにあたりご協賛いただいた企業の担当者の方だったり、学生のメンタリングを担当してくださるIT/広告業界の100名近い若手社会人の方たちと幅広い人脈を築くことができました。
インターンの実際の業務では、そこで知り合った人がクライアントの担当者だったり、競合サービスの責任者であるということが多々あり、実際に客前に立ち提案をする機会をクライアントからの指名で頂けたり、競合の動向を詳しく分析した情報価値の高いリサーチの提供などの業務を遂行することができました。


■空気を読んで空気を読まない
社内の人間関係、組織風土に敏感になる必要もない分、
暗黙の了解的な要素に切り込めることも"学生インターン"の強みとしてあげられるでしょう。
入社したてのすぐの時期に感じた"違和感"はとても大事で、
何かしらの形で表明しなければその違和感に慣れていってしまいます。
客先に出向くわけでもないのにどうしてスーツ着用が義務なのか?
スマホアプリを作る会社なのにどうして業務中にスマホをいじってはいけないのか?
社内に自動販売機があるのにどうしてごみ箱はないのか?
どんな小さな違和感でも大きな違和感でも初期の段階で直属の上長や人事にでも伝え"改善"をはかりましょう。


■学生にウケるサービスの企画立案は特別な効果なし
"学生の強み"として勘違いされるのが「学生ウケする企画」を考え易いということですが、これに関しては日本人が日本人にウケる企画を考えるのが容易でないのと同じで、学生だからといって特別な効果は期待できないと思います。

学生という立場だからこそ得られる情報や人脈をフルに活用して、
みなさんのインターンシップが実りあるものになれば幸いです。





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