こんにちは。KLab Ventures菅生(すごう)です。
 
今回のテーマは、話題の「Google Glass」についてです。
僕自身近未来的なものが大好きで、アニメでいえば「攻殻機動隊」、映画なら「STAR WARS」が大好きだったりします。
だからこそ、iWatchやGoogle Glassのようなウェアラブルコンピューターについても仕事としてはもちろんのこと、消費者としてもすごく楽しみにしています。

ウェアラブルコンピューターに関する内容についてはこちらをご覧ください。

Google Glassに関しては
こちら

Google Glass スペックはこちら

 

Google touched two main design goals of Glass

「Communicating with images」「instant access to a broad range of information」


ウェアラブルコンピューターの市場規模は、2014年までに、1.5B 米ドル(約1,400億円)になると
予想されています。市場の拡大もあり、Google VenturesなどVC3社が「Glass Collective」を立ち上げ、「Google Glass」関連製品開発に資金提供することを発表しています

歴史をさかのぼれば、パーソナルコンピューター、フィーチャーフォン、スマートフォンと、ITコンテンツ領域のビジネスはデバイスに依存し、ユーザーのニーズに対応していくことで今日を迎えています。今年中に一般向けに発売となる見通しの新デバイス、「Google Glass」が作る新しいビジネスの可能性について考えてみることにしましょう。


①ライフログ・データ関連サービス

現在、日本では、以下小売・EC、教育、化粧品、証券、スポーツ、アパレルのような主要なビジネス領域に対しライフログ関連ビジネスが展開されています。 

 

多くのライフログ関連サービスが目指すところは、ライフログデータを取得・解析し、広告表示や商品のレコメンド、BtoCやCtoCのマッチングにつなげることでしょう。この世界観を実現するためには、ユーザーが継続してログを入力してくれるかということが非常に重要になってきます。Google Glassの特徴は、常に肌に接しておりスマートフォンのようにポケットやかばんの中から取り出す必要性がない点です。音声認識などで操作を入力することでアプリケーションを開くなどのわずらわしい作業も不要となります。Google Glassの活用により劇的なデータ増加、ユーザー拡大できる可能性はあるでしょう。


②拡張現実を活用した集客・広告サービス

Googleは、Google Glassのディスプレイ上に広告を表示することは考えていないとしていますが、拡張現実を活用したサービスはビジネスチャンスがあるでしょう。日本でも、セカイカメラなどのサービスが拡張現実関連サービスとしてリリースされています。スマートフォンのカメラ機能を利用し、地図情報やコメント等を閲覧するというものですが、スマートフォンというデバイスだったからこそ、カメラをかざして情報を取得するという動作の煩わしさはぬぐえなかったのではないでしょうか。


アメリカのCandyLabという会社も、同様に拡張現実を介したゲームアプリを開発しています。こちらは、セカイカメラよりリアルの店舗への送客、位置情報を活用した広告配信を意識してサービス開発されています。Google Glassというデバイスの優位性を活用することで、ユーザー拡大が期待できるサービスです。


③コマース

Google Glassは、リアルの購買行動を劇的に変える可能性を秘めています。リアル店舗のショウウィンドウ化が進むにつれ、店舗で品物を実際に触ったり試したりした後に、購入はウェブで行うユーザーも増えています。ウェブで購入する場合、価格比較のサイト・アプリを利用する際煩わしさが発生します。



Google Glassを活用することで、アプリケーションを開くことなくバーコードの読み取り、価格比較、購入がスムーズに行えるサービスが登場するかもしれません。店舗のショウウィンドウ化が更に加速し、ユーザーの購買行動を変えるソリューションとなりえますね。



④BtoCサービスの効率化

Google Glassを利用し、これまで現場にプロフェッショナルがいなければ解決できなかった問題をGlass上のビデオチャットを利用し解決できる可能性があります。例えば、パソコンの修理やちょっとしたトラブルが発生した際、これまでならカスタマーサポートセンターに問い合わせを行い、電話もしくは担当者が訪問し問題を解決していました。Google Glassでは、ビデオチャットでユーザーの視線をそのまま動画で共有することが可能ですので、プロフェッショナルが訪問せずとも問題解決にあたることが可能となります。


また観光の際も、これまでであれば観光ガイドが周辺をガイドしてくれていたものを、Google Glassの拡張現実を活用してバーチャルガイドを利用することが可能になるかもしれません。


Google Glassに関して、プライバシーの問題運転中の装着禁止などの問題はあるものの、ビジネスチャンスを生む大きな可能性を秘めています。


Google Glass関連サービスの開発者向けに、Mirror APIが公開されました。これにより、Google Glass上でのアプリケーション開発が可能となります。どんな新サービスが生まれるのか、今後の動向に注目ですね。