初めまして、KLabVentures大野です。
5月より、KLabVenturesにコミットさせていただきました。
今後ともよろしくお願いします。

今回のブログは今何かと賑わっている「Makers」について書かせてもらおうと思います。特に、私自身モノ作りをしてきた事もあり、特に思い入れの強い領域であります。
「Makers」と言えば、Chris Andersonの著作で脚光を浴びて、メディア等では「3Dプリンタ」のイメージが先行して取り上げられている様な気もしますが、実はその「3Dプリンタ」の手法(仕様)によってもまちまちで、「積層」「粉末焼結」「光造形」等、その成果物の素材や規模(大きさ)によっても、価格含め大きく異なります。(*安いものは3万円くらい~工業用は1億円程!)
また、成果物を出すという点では、CNCやレーザーカッター、デジタルソーイング等もこの「Makers」の範疇に入ると思います。

「3Dプリンタ」を使用するにあたっては、「3D CAD」で制作したデータインプットが必要で、そのデータの制作に色々なノウハウやコツがあるので、現状ある程度のリテラシーがある方でないと、簡単にはアウトプットまでたどり着けないという現状です。(経験者談)

しかし、以前巷で賑わった「OMOTE 3D SHASHINKAN」等は上記の様なツールを生活者自身が使わなくても(厳密には見えない所で使っていますが)、生活者の生活圏内に近づいてきているので、この流れのまま「3Dスキャン」などが手軽に行えると、もしかしたらスマフォで撮影した写真がそのまま3Dプリントされる、という事も可能かもしれません。
(現に、海外のサービスで「47」の角度から撮影をし、それをデータ化するツールもあります。)

そういった「Makers」の文脈の中で生活者主体の生産活動、所謂「パーソナルファブリケーション」や「デジタルファブリケーション」などが今後主流になってくれば、「主婦兼デザイナー」という様な、肩書きの人がより一層増えると思います。

実際に、海外では「パーソナルファブリケーション」プラットフォーム「etsy」や「デジタルファブリケーション」プラットフォーム「shapeways」、国内では「iichi」等の名前もよく話題にのぼる様になってきたと思います。

こういったマーケットプレイスが確立され、比較的に簡単に自分で制作した「モノ」が公開され、購入に繋がる、購入者と繋がる様になり商圏が新たに出来上がる未来は、個人的に楽しみでもあります。

直近では、「3Dプリンタで銃が作れる」という様な記事もありましたし、「クリエイティブ・コモンズ」の観点からの倫理感は規定に時間がかかりそうですが、それでも僕は前向きに可能性を追求していきたいと思います。

今回は、まず「Makers」の一般的な流れを書かせて頂きましたが、次回は「投資対象」としての観点からも書かせて頂きたいと思います。
「技術」や「原料(素材)」、そしてそれらの事業観点で観ると、結構乗り越えないとならない課題があると思います。

引き続き、よろしくお願いします。