KLab Ventures代表ブログ『鴻鵠之志』より転載)

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ブログ3週間くらい空けてしまいました・・・やっぱり続けるのは大変ですね^^;

でも交流会などで「ブログ見ています!」と言われることが最近増えて嬉しいです。思ったよりも見られるのだな〜と実感し、頑張ろうと思った次第です。

この1〜2ヶ月ほどリクルーティングイベントやビジネスコンテスト、起業相談なので学生の方と関わることが多かったのですが、そこで感じたことについて考えてみたいと思います。

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「私は人が好きで人に貢献する仕事を…」「教育が問題だと思っていて…」「地域の活性化をしたいと思っていて…」「人々が能力を発揮できてないことが問題だと思っていて…」etc.
学生と話しているとよく飛び出してくる発言です。

こういう話をされると私は「またか…」と思って「人に貢献しない仕事なんかあるんすか!?」と意地悪に切り替えしたりしてしまいます。
ビジネスの最前線でやっている身からすると、こうした学生との間になんとも言えないギャップを感じるのですが、それは上記のような、抽象的で具体性がなく、内面的なのだけど関心のテーマは壮大!みたいな発言が多いことです。こういったことは、正直学生から何度も同じようなことを聞いているので没個性に見えてしまいます。

私は新卒・中途問わずかなりの回数の面接を日々しますが、履歴書を見ることもないし、自己分析的なことを聞くことも一切しません。

ただひたすら地頭がいいかだけを判断するための質問をし続けます。

私がよくする質問は、

  • 「ネットワーク効果の高いSNSにおいて、後発のFacebookがデファクトになった理由は何故だと思う?」
  • 「あなたがLINEの競合サービスの責任者だとして、LINEに勝つ戦略について考えてみましょう」
  • 「この1年で社会的にインパクトがあると思うニュースを3つピックアップして、それを取り上げた理由も教えて下さい」

こんな感じです。

このようなテーマで「抽象-具体」「演繹-帰納」レイヤーに切り分けてディスカッションし、地頭をみていきます。 

我々のようなベンチャーでは、新卒とはいえすぐに活躍できるポテンシャルを持つ人材が1人でも欲しいです。そのためには、そういう人材なのかどうかを厳しく単刀直入に聞いていくこのようなスタイルの面接になるのが現実です。
ベンチャーで活躍することを意識して就職活動している学生が上記のような”ギャップ”を与えてしまうのはもったいないと思い、アドバイスできることがあればと思いました。

なぜこのギャップが生まれるのか?これについて考察すると以下の3点ではないでしょうか。 

・そもそも情報格差があり過ぎる
 →学生が見えている世界はビジネス・会社という観点では当然のことながら狭いです。この情報格差は仕方がないですが、謙虚に客観的に自らの視野狭窄を理解している人は少ないです。ほとんどの学生はその見えている狭い世界で就活というステージにおいて、自分の人生を決める大選択をする必要に迫られているし、場合によっては自分の視野で十分世界を知っていると思い込んでいます。

・就業経験がない
 →アカデミックなキャンパスの中で長年過ごしてしまうと、会社やビジネスの現場で何が求められているのかを理解するのは難しいです。それを解決するには若いうちに企業で就業経験をすることが一番です。この経験がある学生はギャップを感じることが少ない傾向にあります。
この就業経験がないことが一つ目の情報格差にも繋がります。

・自己分析が就活の主軸になっている
 →他社でどのような採用基準をもっているかは分かりかねる部分もあるので断言もできませんし、あくまで個人的な見解ですが、就職活動において自己分析はもちろん重要ではあるのですが、あくまでone of themです。私のようにまったく聞かない人もいます。
ベンチャーへの就職という点においては自己分析以上に学生時代にビジネス的な基礎体力を養うことのほうが自己分析よりもはるかに大事なように思います。

ざっくりと上記のようなことがギャップを生む理由になっていると思われます。
もしそれを埋めたいと考えるのなら、とにかく若いうちから社会経験を積むべきだと思います。
ビジネスにおける経験や修羅場(?)の数はビジネスーパーソンの宝です。若いうちから経験できればできるほどよいです。
 

まとめ

やや偉そうに書いてしまいましたが、私も学生の時は必死に自己分析などやって、その場限りの美辞麗句を並べていたような気がします^^;;
ただ、私の場合はバリバリ現場で就業するインターンをいくつか(4社程度)こなしたことによって他の学生よりはアジャストされていたという自負もありました。
現在ではキャリアバイトなどのような就業型のインターンを探す媒体はいくらでもあります。

ぜひいろんな会社を経験して自分の視野を広げる活動をしてください!